皆さまはお風呂や銭湯、温泉は好きですか?
めんどくさいからとシャワーだけでいっかと済ます方も少なくはないでしょうか?
それは非常にもったいない。!
お風呂の効果を知れば毎日湯舟につかるようになるかも!?

7つの入浴効果。
1.温熱作用
体を温めて、血流アップ!新陳代謝が活発化して、疲れがとれる。
シャワーだけでは効果が減少する。
2.静水圧作用
お湯の水圧による全身マッサージで「むくみ」を解消。
しめつけることで血流改善効果も。
3.浮力作用
水中では、体重が「10分の1」に。 重力から解放されて関節や筋肉の緊張が
ゆるみ、リラックス効果に。
4.清浄作用
シャワーだけでは洗浄効果は低い。
しっかりお湯につかることで汚れや皮脂がしっかりとれる。
5.蒸気・香り作用
蒸気で鼻やのどに湿り氣をあたえれば、免疫力がアップ!
好みの香りで浴室を満たせば自律神経の調整にも効果がある。
6.粘性・抵抗性作用
水中でのゆっくりとした運動やストレッチで、筋肉が適度に刺激される。
7.開放、密室作用
1人で裸になる浴室は心と体が解放される 「究極のリラックス空間」になり、
ストレス解消効果が期待できる。

免疫機能のアップ、自律神経の調整、血液改善、基礎代謝、
体内酵素の活性化、精神的ストレスの軽減などメリットがたくさんあり。
お風呂や銭湯、温泉は最高だと思いませんか?
時間がない人は「足湯」がおすすめ。

疲れて早く寝たいのにめんどくさい。お風呂に入らない。シャワーだけでいっか。と
思うその氣持ちわかります。
残念ながらシャワーではあまり疲れはとれません。
それでもシャワーだけですましたい!という方におススメなのが「足湯」
バケツに43度のお湯をためて足をつけるとシャワーを浴びるよりもずっと疲れが取れやすい。
または炭酸系の入浴剤をいれるとより体が温まり血行の流れもよくなる。
疲労回復には血行の流れをよくして体に溜まった疲労物質の排出をうながすのが1番!
時間がないときは足湯が効果的。
半身浴にはほとんど健康効果がない。
基本的には全身浴をおすすめ。
なぜならしっかりと全身でお湯につかったほうが、体があたたまり血流もよくなります。

本やスマホなど見る方、風呂場でのんびりとしたい方もおられると思います。
その場合はのぼせにくく、体への負担も低い半身浴が良いでしょう。
疲れをいやす入浴法7選。

それぞれの体の改善方法を紹介。
1.疲労感
温度は40度全身浴で肩までしっかりつかりましょう。
体をしっかりあたためて、血流をよくするのがポイント!
2.不眠症
入浴は就寝の1,2時間前に。
一度体をあたためて体温がさがる同時に、布団に入るタイミングをあわせましょう。
3.目の疲れ
目の周囲をあたためて、しっかりと血流を送ることで疲労物質をとりのぞきましょう。
4.肩こり、首こり、腰痛
全身浴でしっかり体をあたためること。
首や肩を回すなど、軽い運動で筋肉をほぐしましょう。
5.落ち込み、ゆううつ
やる氣が出ないときは42度のお湯に5分間入って、交感神経を刺激するのがポイント。
6.風邪
高熱でなければお風呂にはいってもOK。
カゼのウイルスは湿氣に弱い性質である。
そのためお風呂で体をあたためることで、ウイルス撃退効果が期待。
※湯冷めはカゼの症状を悪化させる可能性があるため、入浴後はすぐに布団にはいること。
7.冷え性
40~41度程度のお湯に10分ほどつかること。
熱いお湯に入ると一時的に上がり、手足の皮膚の温度が上昇。
人の体は急な体温上昇があると、汗をたくさんかいてしまう。
体温が急速に下がっていくので、冷えの症状は改善しません。
あたためようとしてやたらと熱いお湯に入るのは避けましょう。
女性に冷えが多いのは、男性と比べて筋肉量が少ないから。
この症状は日本人特有であって海外ではこの概念がないそう。

補足ですが、お風呂に入ると「幸福度」もアップします。!
まとめ
- シャワーより湯舟につかることで疲れがとれる。
- 時間がないときは「足湯」がおすすめ!
- 半身浴より全身浴。
- 冷えは日本人女性特有。40~41度で10分の入浴で改善する。
参考文献:早坂信哉「お風呂研究20年3万人を調査した医者が考案最高の入浴法」
画像:Canva O-DAN
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