あなたは「神社」に行くところだと思っていませんか?
じつは「神社」は行くところではなく「呼ばれる」ところなんです。
これを見ているあなたは神社の神様に呼んでいるかもしれません。
神社に呼ばれているサイン。
これが一つでも当てはまる人は神様の神社に呼ばれている!?
・テレビやネット、街頭のポスターなど、何度も同じ神社の名前を目にする。
・違う人から、同じ神社の名前を聞く。またはたびたび進められる。
・特別な理由はないが、「あの神社にお参りがしたい。」という氣持ちがフッとわく。
・たまたま神社に通りがかりで参拝。
・自分ひとりや、だれかに誘われて「なんとなく」お参りする。など。
数日から数週間のあいだに同じ神社あるいは神様の名前や情報を4,5回目にしたら、
確実に神様からの合図と考えても良いでしょう。
そんなサインをつかまえれば、必要な神社との縁が自然に結ばれていきます。
明治以前の参拝方法

一般の参拝方法は「二礼二拍手一礼」が有名。
しかし明治以前の日本では「三礼三拍手一礼」が常識でした。
なぜなら「3」という割れない数字に意味があるから。
いろんな諸説があり、その1つが「戦後GHQ」によって変えられたと言われています。
※出雲神社など場所によっては「四拍手」などもやり方が違うところもあります。
1,鳥居をくぐるとき。鳥居の左柱へ向かい柏手を、つぎに右柱へ向かい柏手を打ちます。
正面を向き「開門」と伝えてお辞儀をします。
そうすることで自分のステージ空間のとびらが開きます。
2,本宮の参拝方法
軽く一礼。つぎに深く三礼、三拍手、深く一礼、軽く一礼をします。
この流れで神々が正常に動きます。
3,鳥居を出るとき。
鳥居をくぐる時と反対です。
鳥居の右柱に向かい柏手を打ちます。
つぎに左柱へ向かい柏手を打ちます。
正面を向き「閉門」と伝えてお辞儀をします。自分のステージ空間が閉じます。
手水社にケガレを落とす。

「穢れ」(けがれ)とは不浄や不潔、汚れている状態、危険や不幸をもたらすものなどを意味する言葉。
真ん中は神様が通る道なので、左か右によって歩く。
手水社に行って、ひしゃくに水を入れる。(無ければ手で。)
左手、右手、左手で口をゆすぎ、右手でひしゃくを洗い流す。
この行為が「ケガレ」をおとすと言われています。
※ハンカチは持参しましよう。
本殿に行き参拝をする。

・一礼をして鈴をならし静かにお賽銭をいれる。
お賽銭は「神様への日ごろの感謝の氣持ち」をあらわすもの。
「1000」から「500円」がベストですが、
金銭的にきびしい方は払える金額でOK.
・神様に挨拶をする。
「〇〇の神様(もしくは名前)
ご縁があり参拝させて頂き感謝申し上げます。(初めての場所)
もしくは
いつも良くして下さりありがとうございます。
など、参拝出来た事に感謝をする。
・他人の幸せも願う。
たくさんの人々が、幸せでありますように。
など自分だけではなく、他人の幸せも願う。
・自己紹介をする。(名前、住所、生年月日、干支)
私の名前は〇〇〇〇と申します。
住所は〇〇県〇〇市〜〇〇番地。
19〇〇年〇月〇日の〇〇年です。」
・日ごろの「感謝」をする。
日々ご飯が食べられること。お水が飲めること。平和に生活が出来ていること。住む家があること。勉強ができること。仕事ができること。
あたりまえのようであたりまえではない日常に
「感謝」をすることで神様とのつながりができます。
※「願いごと」があれば伝えても良いですが、必ず「お礼参り」を忘れずに。
・真言を言う。
「はらいたまえ、きよめたまえ、かむながら、まもりたまえ、さきわえたまえ。」
※覚えられなければ、最初は
はらいたまえ、きよめたまえ。だけでもオッケー。
神社参拝時に述べる言葉。
「祓え給い(はらいたまえ)、
清め給え(きよめたまえ)、
神ながら(かむながら)、
守り給い(まもりたまえ)、
幸せ給え(さきわえたまえ)」
意味は「お祓いください、
お清めください、
神様のお力により、
お守り下さい、幸せにして下さい」 との事。
最後にありがとうございました。と一礼する。
頼み事は「どうしたらいいでしょうか?」と質問系で聞く。
人対人でもそうですが、「お願い」は内容によっては流されるときがありませんか?
質問系にすると立ち止まって話をきいてくれませんか?
神様も同じで「私の悩みはどうすれば解決しますか?」と質問すると、
解決のチャンスを与えてくれることが多いとのことです。
神様も人と同じ。想像してみて下さい。
初めての人にお会いする際、笑顔や目で話しませんか?
相手の名前も知りたくなりますよね。
自分の名前や住んでる所、誕生日など伝えたことは、誰しもあることでしょう。
お互いの名前も知りもせず、お願いされて聞いたのに「ありがとう。」などお礼がなければ、
あなたはどう感じますか?
色々と話しは聞いたけど、あの人は誰だったんだろう?
そう感じたりしませんか?
神様もそれと同じです。頼み事(お願い事)をした後はかならず「お礼参り」にいきましょう!
まとめ
- 同じ神社や神様の名前など数日から数週間、4,5回、目や耳にすると確実に神様に呼ばれているサイン。
- 参拝前は必ず手水社で「ケガレ」を落とす。
- 現在の参拝は「二礼二拍手一礼」だが、明治以前のやり方は「三礼三拍手一礼」が一般。
- お賽銭は「神様への日ごろの感謝の氣持ち」。「千円」から「500円」がベストだが、自分が出せる金額でOK.
- 神様も人と同じで初対面時は自己紹介を忘れずに。言えたら真言も伝えるとなお良い。
- 神社は「願いごと」より「日ごろの感謝」を伝える場所。
- 「頼みごと」(願いごと)をするときは「質問系」で。
- 頼みごとが叶ったあとは必ず「お礼参り」を忘れずに。
参考文献
八木龍平「成功している人は、なぜ神社にいくのか?」
道幸龍現「ビジネスエキスパートがこっそり力を借りている日本の神様」
大杉日香里 「龍神の力をいただく「龍旅」のはじめ方」北川達也 「祈り方が9割」
安斎かなえ 協力 流光七奈
「あの世の社会科見学。ご利益が得られる!?神仏界編」
画像 フリー素材ぱくたそ
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